2021年9月30日、自主トレ。今度は、わたしがクライアントでした。前回と同様、傾聴から 、ビリーフリセットワークまでやるという流れ。
ビリーフリセット®︎は、人の心を不自由にさせ、悩ませたり苦しみを生んだりする原因は「ビリーフ」という「思考のプログラム」であると考え、深層心理の構造を理解し、転換へと導くメソッドです。
「やっぱりfacebookがなんか、苦手で。いつもざわざわしてしまうんだよね。」という軽〜い話からたどり着いたビリーフはこちら。
「わたしが幸せそうにしていると、人が嫌な気持ちになる」
「わたしが幸せそうにしていると、人が嫌な気持ちになる」
ちょっと待って、、なんかすごいの出てきた!ってみんなでちょっと盛り上がりました。笑
自主トレでクライアントをやるときって、自分もカウンセラーなので自分である程度見立てを付けてしまいがちなのですが、その時の本物の感情を出すと、深まりやすいだなぁと感じました。 例えちっちゃな違和感でも。
リセットワークはざっくりこんな感じで進みました。ここからスタートです。
この考えが本当であると絶対に言い切れますか?
もちろん「いいえ」です。。
ですが、このビリーフが出てきたとき、「この考え、ある…!!」と言ってました。頭で考えたら、違うってわかるんです。でもでも、この考えは間違いなくわたしの中にありました。
この考えを信じているとき
①気分
・やばって思う
・隠れなきゃいけない気がする
・ざわざわする。小さくなる感じ
②人との関わり
・幸せそうにしない
・隠れなきゃって思う
・しんどそうにする。おおげさに。
デメリットとメリット
①デメリット
・ネガティブの着ぐるみをきていた
・ネガティブがしみこんでしまった
・幸せを隠す
・幸せにならないようにしていた
・存在を消してしまう
・幸せになってはいけないと思っている
・生きているのしんどくなる
・人の顔色をうかがって、ビクビクしている
・すごくブレーキをかけている
・アクセルとブレーキを一緒にふんでるから、進まない
・これをずっと持っていると、永遠に幸せになれない
・ずっとコソコソ生きなきゃいけない
・好きな人に近づかない
ほんと、うんざり……でした。もうこの考え、嫌、、ってうんざりするほどデメリットを出すのがリセットワークのポイントです。
②メリット
・嫉妬をされなくてすむ
・波風をたてなくてすむ
・がんばらなくてすんだ
・これ以上ひどくならなくてすんだ
・兄妹に嫌な思いをさせなくてすんだ
最後の2つは、幼少期のメリットです。(最後のはワーク中には出てこなくて、終わったあとにこれもあるなぁと気付きました。)幼少期のメリットが肝で、幼い頃の家庭で、傷付かないために、身を守るために、家族のために、作ってしまったビリーフなんだと気付くことができます。
わたしの場合だと、このビリーフは兄妹との関係で作ったものだったことが、ハッキリとわかりました。昔のことはもうとっくに終わっているのに、幼少期にこのビリーフを作ってしまったことにも気付かず、大人になった今も大事にこのビリーフ抱えていました。
この考えがない世界を想像してみる
・楽しい感じ
・そのまんま、関わってる
・なんでもできる感じ
・ひととつながることが、幸せ
・海にいて遊んでいる。5~6人ひとがいる。もっといるかも。
今までのリセットワークだとこの「ない世界」に飛び込むのは得意だったのですが、この時はなかなか入り込めなかったです。それだけビリーフが強かったのかな。
途中、モデレーターさんから、「みゆきちゃんにとっての幸せって?」という質問が。そこで涙が止まらなくなってしまい、「人と、繋がること」と答えました。
「わたしが幸せそうにしていると、人が嫌な気持ちになる」の置き換え
① わたしが幸せそうにしていると、人が喜ぶ
・わたしのことが好きだから(わたしを好きな人は喜ぶ)
・わたしが幸せだと、ひとに幸せをわけてあげられるから
・だってそうだもん、そんな気がする
なかなか出てきませんでした。カウンセラーさんとモデレーターさんの力を借りて、出てきたのがこの3つ。
② 人が幸せそうにしていると、わたしが嫌な気持ちになる
・わたしが幸せそうにできないのに!って思う
・facebookが苦手な理由はこれもあるかも
「これ、ある〜〜〜」とうなだれました。笑
自分が我慢してることを、他人が堂々とやっているのを見ると嫌な気持ちになる、という投影の法則。抑圧とシャドウ。
それにしても、こんな考えがあると素直に白状できるのも、みんなのこと信頼してるからだよなぁって、思いました。
③ わたしが幸せそうにしていると、わたしが嫌な気持ちになる
・facebookでコメントとか書き込みをした後に、ざわざわする
・自分で自分のことを、嘘くさいって思う
・幸せってなに?幸せが嫌な気分になる。居心地が悪い
「幸せが居心地が悪い」って…もはや幸せじゃないよね、、とみんなで笑いました。。笑
これはこの考えを持っているデメリットでもあるね、とモデレーターさん。
④ わたしが幸せそうにしていて、ひとが嫌な気持ちになっても、そうでなくてもどちら
でもいい
・わたしが幸せにしていて、それでいいじゃん
・ひとが嫌な気持ちになったとしても、原因はこちら側にはない(わたしがそうであったように)
・それぞれ、感じるのはそのひとの自由
・わたしがひとの気持ちを想像しても、しょうがないから
うん、そうだよね、って感じで、ここはスラスラと出てきました。
⑤ わたしが幸せそうにしていると、わたしが喜ぶ
・わたしは幸せになるために、生まれてきたから
・本当ははしゃぎたいから
・本当は幸せになりたいから
こちらは、モデレーターさんが付け足してくれた置き換えで、全部わたしにしてみるバージョン。
なかなか言葉が出てきませんでした。。最後に自分から出てきた「本当は幸せになりたいから」はじ〜〜んと響きました。そりゃそうだよね。。って思いました。
最後に、改めて本文を口に出して読んでみる
「わたしが幸せそうにしていると、人が嫌な気持ちになる」
ワークの最後に読んだときは、「ふうん。勝手にどうぞ、って思う」みたいなことを言ってたと思います。
今、書きながら改めて読むと、確かにそういうこともあるかもなぁって思って、少しざわざわします。嫉妬されるのはやっぱり嫌だしなぁとか、そういう気持ち。
でも、正体不明のざわざわ感がこうやってハッキリとわかると、それだけですごく楽だし、ざわざわの最中に「ああ、またあのビリーフ出てきてるなあ。」と気付けるようになります。それってもう、前とは全然違う場所にいます。
それに、わたしも人に対してしっかり嫉妬しているわけで、、あはは、ごめんなさい、って感じです。笑
振り返って一番心に残っているところ
幼少期のメリットです。
このビリーフを作ったのは、幼少期のわたし。知らない間に、作っちゃった。
これ以上、傷付かないために。
これ以上、傷付けないために。
そう思うと、仕方なかったなぁって思うし、よくがんばったねって思えるし、全部まるっと、受け入れられる感じがします。
きれいに消えなくてもいいし、そんなに嫌がらなくてもいいのかなぁ、という感じすらしています。
以上でおしまいです。
振り返りながら改めてここに書いてみると、気持ちがすごく整理されて、新しい気付きが起きてとても良い感じ。もう一回リセットされた気分!
自主トレラッシュでここに記録をどれだけ残していけるか不安だけど、できるだけ書いてみたいと思います。
*** この記事は過去にnoteに公開していた記事を転載したものです ***