人間というのは複雑な生きもので、なかなか好きなものや好きなことを素直に「好き」と認められないことが多いように思います。
素直になったほうが絶対に幸せなのに・・。
意地を張ったり、他人の目を気にしたり、周りに合わせたり、逆に「みんなと一緒はいやだ!」とか思ったり、カッコつけたり・・。
複雑ですねえ。。
子供のころは、なにに対しても心を思いっきり開いて、ドキドキ、わくわく、していたのに。
大人になると、なかかなそうはいかなくなります。
なぜかというと、やっぱり傷付いた体験が、そうさせてしまうのかなあと。
誰かや何かを純粋に好きになったことによって、何らかの理由で傷付いたから、「好きじゃない!」と好きな気持ちを抑え込む。
好きな人に、思ったように愛をもらえなかったり、
好きなことを誰かに馬鹿にされたり、認めてもらえなかったり。
そうして、好きだった気持ちをないことにしてしまって・・抑えて、抑えて、
いつの間にか、好きだったことすら、忘れてしまっていたりします。
子供のころ、好きだった人は誰でしょうか。
好きだったことは何でしょうか。
何にときめいていたのでしょうか・・。
誰を好きだったかというと、それはもちろん、親だったり、きょうだいだったり、するのですが。
複雑な家庭環境に生まれ育った方は、なかなか素直に認められませんよね。
わたしも、つい最近まで、認められませんでした。
でも、一年半、じっくりじっくり家族との関係を見直していくことで、
「ああ、わたしは、お父さんも、お母さんも、兄も、妹も、大好きだったんだなあ」と、思うことができるようになりました。
そうするとどうなるかというと・・、圧倒的に、周りの人との関係が楽になります。
誰のことも怖くなくなってきます。
ただ、ありのままの「その人」として見ることができるようになってきます。
周りの人を見ていても、やっぱり素直な人にはかなわないなあ~と思います。
素敵ですよね。まぶしいですよね。
わたしなんかは、超ひねくれ女なので、やっと、家族を好きだったんだと素直に認められるようになってきました。笑
でも、本当に楽です。
好きな人を、好きなものを、素直に好きだと認めることは。
好きな人や、好きなものが多いほうが、絶対人生楽しいですものね。