現代に生きるわたしたちは、「意味があるのか、ないのか」で判断していることがあまりにも多いように思います。
「それって、意味ある?」とか、
「これやって、役に立つかな?」とか。
そういう判断基準が、すべてにおいて当たり前になっているように思います。
仕事なんて特にそう。
意味があるのか、ないのか。
役に立つのか、立たないのか。
それがすべて・・って感じ。
時間を使うことも、お金を使うことも、そのどちらかで判断されていく。
もっと根本的な部分でも、
「人の役に立たなければ」
「価値のある人間にならなければ」
そしてその奥の方で、
「そうじゃないと生きてる価値がない」
こういう感覚に知らない間にのめり込んで、毎日圧倒されている。
頭の中で、判断を常に繰り返して生きている。
意味があるのか、役に立つのか、価値があるのか。
これに時間をかけていいのか。
お金をかけていいのか。
Yesか、Noか。
まるでロボット。
本当に、役に立たないと生きている価値がないですか?
本当に、意味がないことは無駄ですか?
何にだって頭で考えて意味を付けようとする行為は、心が貧しくなるように思える。
改めて、自分自身にしっかりと問いかけてみたいと思った。
そうじゃないと、モノクロの人生になってしまう。
キリキリと頭を使うのではなく、
心をふんわりとゆるめて、広げていきたい。
そしてもっと、バカになっていい。
その方がきっと、幸せだ。